室内空気室汚染に関する住宅調査に伺います

 

 

 

 

 

 

 

 シックハウスの問題は深刻かつ多岐に渡っており,早急な解明・解決が望まれます。大阪府建築士会ではその1役を担う心構えで“住環境研究会”が活動を行っております。

 研究会は、常に建築分野だけでなく化学、医学の分野も含め勉強会による知識の拡充や研究活動を進めつつ、ユーザーや建築業界向けのセミナー等を実施し、シックハウスについての啓発活動等を行い、少しでもシックハウスに悩む方が減ればと活動しています。

 そして被害拡大を防ぐための活動だけでなく、すでにシックハウスで悩まれている方の解決の手助けは出来ないかと考え、住宅の相談・調査を実施するに至りました。

 シックハウスの問題は、結果として、健康影響の現れ方にかなり個人差があること、医学的に未だ解明されていないことが多いことに加え、原因が医学の専門外である建築建材であり、含まれている化学物質(特に揮発性有機化学物質)が多種類存在していることなどで非常に因果関係をはっきりさせることが難しい場合が多いという現実があります。

 原因特定を行うにあたって、建物の中に原因があると考えられる以上、建築の専門家である建築士が建物を調査することは必要不可欠なことであると私達は考えております。

 この調査では、シックハウスの症状がでておられる方のいる建物に入り、場合により室内空気汚染の程度を測定すると共に、使用されている建材を調べ、原因となっている疑いの強い建材や化学物質を可能な限り特定することにより、原因物質の除去や改修工事方法など、生活面もふまえ何らかのアドバイスをさせて頂くことを目的としております。

 この調査を元に改修工事を施すなど、健康で安心できる建物となり、健康な生活を過ごせるようになることを願っております。

 

 

 

 

調査員について:
シックハウスの住環境調査(住宅調査)は他の建築調査と比べて特殊性があるため、住環境研究会の住環境調査員登録者(建築士でありシックハウスに関する知識、調査知識及び調査経験のある者)から各回2名(補助員除く)派遣致します。

 

 

1.

調査対象・・・

シックハウスで悩む方の住宅(新築を含む)

2.

対象地域・・・

大阪府(場合により関西圏)

3.

調査内容・・・

A.住宅調査(工法・仕様・住まい方)

 

 

B.場合により室内空気質(ホルムアルデヒド・トルエン)測定
(精密測定・諸VOC等の測定については測定業者を紹介)

 

 

C.室内空気質汚染低減のためのアドバイス

 

 

D.新築・リフォーム時のアドバイス

4.

調査費用・・・

電話相談

30分以内を限度として

無料

 

 

面接相談

1回(1時間以内)

5,000円

 

 

現地調査

1) 1回半日(3時間以内)

33,000円

 

 

 

2) 1回1日(3〜5時間)

55,000円

 

 

 

※調査員の往復交通費(実費)が加算されます。

5.

報告書・・・

この住宅調査は、アドバイスをさせて頂くことを前提としており、

 

 

住宅等の紛争処理を行うための調査ではありませんので、

 

 

報告書等の提出は致しかねます。予め御了承願います。

6.

相談窓口・・・

社団法人 大阪府建築士会 (担当:立間)

 

 

540-0012 大阪市中央区谷町3-1-17 ジョイント大手前ビル5階

 

 

Tel 06-6947-1961     Fax 06-6943-7103

 

 

mail:info@aba-osakafu.or.jp