シックハウス研究会 発表会

 

日時 平成15623日(月) 19002100

場所 大阪府建築士会 4階会議室

 

出席者 阿部・梅本・大野・尾関・上田・佐藤・佐藤福男・高寺・田頭・田中則明・辰巳・中村・福田・三宅・加田

 

司会 梅本

記録 田中則明

 

A 「シックハウス症候群問題に取り組む建築士・医師・研究者による連携組織 TEAM  D/A(Doctor/Architect)の活動報告及び調査症例集の解説」

講師 :中村英人&阿部弘明(シックハウスメンバー)

配布資料 :調査症例集、TEAM D/A会則、潟Eッドワン資料3部他

 

冊子「調査症例集」に基づいて詳しい説明をしていただきました。

 

1.TEAM D/A発足の経緯の説明

2.冊子「調査症例集」は平成14年度()日本建築士会連合会 地域貢献活動推進センター助成金により発行 (必要な人は事務局に依頼のこと)(無料)

3.シックハウス症候群が疑われる患者の症状、診察方法について

4.建築調査について    現地調査、簡易測定、調査票等

・ホルムアルデヒドの測定において厚生労働省が求める標準法(精密測定)と検知管法による簡易測定を行い測定値結果による相関係数が0.912となり、検知管法による測定であっても十分な感度と精度があると思われる。(検知管法は不純物にも反応して若干大きい値が出るようである)

5.調査症例報告

関西医科大学耳鼻咽喉科に受診するシックハウス症候群が疑われる症例について、患者の理解、協力が得られたケースについて医師・建築士・研究者の調査研究を行った内、報告できる8件について説明

6.その他

     MSDSについて1%以下の成分については明記する必要がないのは問題が残る

     メーカーカタログ等で実験値が大きく改善して効果があるような記載がある場合

低濃度での改善効果があるか確認する必要がある

     現場は常にVOCが発生しているので実験で一定濃度にして効果があっても実際には効果が期待できない場合がある

B 3団体合同シックハウス研修会

   第1回 日時:H15.7.29(火)100500

会場:薬業会館(地下鉄谷町6丁目)

     定員:180名