シックハウス研究会議事録(第6回)
日時:平成15年11月26日(水) 19:00-21: 05
場所 建築士会館4階会議室出席者(敬称略) 上田猛、加田、中村、橋本、三宅、安原、福田、大野司会 中村, 書記 大野
協議内容1.12月住情センターのセミナーの件2.特記仕様書の件 3.三団体合同会議の報告(報告者三宅)4.宮崎全国大会パネル展示の報告5.住宅調査の報告(箕面)6.測定器貸し出し価格改定7.その他 1.12月住情センターのセミナーの件(中村)1)担当者は中村、梅本、三宅、尾関、桑野である。2)個別相談は、二人一組とし、相談時間は一組20分とする。現在の申し込み状況が2名なので、3組位に対応できる相談員を配置する。 2.特記仕様書の件 データシートが完成してから検討する。 3.三団体合同会議の報告(中村)1)内容・・実務者の入門手引き2)12月1日に学芸出版と打ち合わせ 4.宮崎全国大会パネル展示の報告(中村)1)宮崎全国大会は10月24日、25日に開催され、大阪府建築士会シックハウス研究会ではパネル展示を実施した。パネル展示会場は宮交のガリバー広場で、どの程度の人が展示を見たか不明である。宮崎全国大会の会場と離れており、展示時間は平日の8:30〜18:00の昼間時など、今後検討すべき課題である。2)宮崎の住宅は関西に比べて開放的な造りが多いので、シックハウス問題がどの程度存在するか不明である。 5.住宅調査の報告(箕面)(中村)1)参加者は、中村、加田、福田の3名である。2)対象住宅は10余年前に新築された集合住宅(9F )で、相談者が入居したのは2年前である。相談者の住宅は、最上階(9F)の部屋で小屋裏収納がある。家族は40代夫婦と男児(6)の3名で、主婦は10余年前にアレルギー症状を発症し、環境の変化などにより症状も変化し、子供にもアレルギーと喘息の症状がある。調査日の翌日に、北里大学での受診が予定されており、測定値が必要であった。測定したホルムアルデヒドの測定値は居間で0.04ppm(床暖房ON、21℃)、小屋裏収納部分(ベニヤ合板貼、換気扇無、17℃)は0.06ppmであった。室内環境(目に見える部分)に気配りがされているが、和室の押入れからは防虫剤(フマキラーサザン)の臭い、畳には防虫加工紙(アサヒ下敷シート)が使用され、壁の仕上げはボードクロス貼、主人は酒量が多く、主人の服装は下着以外全てクリーニングに出している。6.測定器貸し出し価格改定(中村)1)測定器具操作マニュアルのパンフレットを会員の辻川さんがカラーで仕上げた。2)測定器具の貸し出し料金は、会員のみ本体は1,000円(通常2,000円)とする。検知管は(トルエン500円、ホルムアルデヒド300円)従来通りである。7.その他 ・シュタイナー学校についての講演会が12月6日(京都)、12月7日(大阪)に開催される。