パラジクロロベンゼン | |
<一般的性質> パラジクロロベンゼンは常温で白い結晶の個体で、特有の刺激臭がある。 個体から液体にならずにすぐに気体に変わる昇華性のある有機塩素化合物で、 分解しにくいため、環境や人体に長く残留する。 |
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<主な家庭内における用途と推定される発生源> 衣類の防虫剤やトイレの消臭剤。 |
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<健康影響> 動物実験でアレルギー疾患や肝臓障害などが指摘され、最近では頭痛、めま いなど化学物質過敏症の原因になるともいわれている。 1997年の家庭用品専門家会議(毒性部門)におけるリスク評価時の耐容 平均気中濃度は 590μg/m3 (0.10ppm)と設定されている。 |
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<現在の指針値> 現在の指針値は、240μg/m3 (0.04ppm) |