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第1回 「呉錦堂生誕150周年記念神戸祝賀団」   寧波・紹興・慈渓・前童鎮・杭州         2005年11月


第1回「呉錦堂生誕150周年記念神戸祝賀団」
 寧波・紹興・慈渓・前童鎮・杭州         2005年11月
呉錦堂は神戸華僑の中でも有名な人で、神戸市西区の農地ではため池や灌漑用水の確保に大きな実績を挙げた人で
す。マッチの輸出やセメント工場の経営、その他多方面の事業に活躍しました。彼の名が付く「呉錦堂池」や舞子の移情
閣の主として有名です。神戸の華僑組織・中華會舘の設立や孫文のパトロンとしても有名です。その呉錦堂は寧波市の
県級市である慈渓市が彼の出生の地でここに呉錦堂学校を建てられており、一室に小さな博物館が開設されています。
この部屋で一年前に訪れた折の記録写真も展示されており、そこに私と林同春華僑総会会長(当時)の移った写真を見
つけました。ここ慈渓で寧波幣(ニンポウパン)の研究会の大会が開かれ招待されて私たちも参加させて頂きました。会場に
向かう時はパトカーの先導で行く先行く先全て信号が青に変わるというVIP待遇を受け、参加者一同興奮していました。
呉錦堂学校に表敬訪問した際には生徒さん達一同演奏による感動的な歓迎を受けました。呉錦堂墓苑にも立ち寄りお
参りしましたが、ここでも中国の伝統的な祀りが見られました。政府主催の歓迎宴も大がかりなもので、日本では考えら
れない位のレベルのものでした。