情報委員会 長里 善光
新幹線の新大阪駅から、在来線のホームに降りると、「ああ、大阪に帰ってきたな」と感じます。
楽しかった旅行の帰りも、出張から戻ってきた時も、あの少し、薄暗いホームがリセット場所です。
足早に在来線に乗ると、気分は徐々に平常に戻ります。
車窓から見える大阪の街は、日々の変化に気付かなくても、ここ数年、大きく様変わりしました。
外国人観光客も増え、彼らのパワーに圧倒される毎日です。
「舞洲のド派手なごみ処理場も、今や訪日客の人気スポット!」の新聞記事や、「大阪の街を駆け抜ける!」の外国映画が、先月公開されるなど、USJ以外の見慣れた場所でも、彼らはテーマパークのように楽しんでいます。
そもそも大阪は、人や食だけでなく、都市計画も、建築も、新旧入り交じりの面白さ。少し足を伸ばせば、原風景のような自然や、歴史を感じる建物もあり、快適な交通網で、京都、奈良、神戸に囲まれて、…などは皆様、ご存じの通り。
今後の社会情勢と建築の関係がどう変わっていくのか、厳しい予測も多いなか、地域との関わりは、建築士本来の役割を考え直すきっかけになるといわれます。
何かと気忙しい年度末。この春、何か始めようか?と思っていらっしゃるなら、まずは、下記のお知らせのなかから、建築士会のイベントに参加されるもよし、さらに、新年度は試しに、どこかの委員会に参加されては如何でしょう。
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