審査員紹介 震災に備えるアイデア募集 防災フォーラム
審査委員紹介
河田 惠昭氏坂 茂氏 喜多 俊之氏 中村 桂子氏 大阪府・大阪市 主催者代表
河田 惠昭(かわた よしあき)氏
巨大災害、都市災害の危機管理専門家
関西大学社会安全学部教授・同学部学部長
東日本大震災復興構想会議委員
略歴
1946年 大阪市生まれ
1969年 京都大学工学部土木工学科卒業
1993年 京都大学教授(地域防災システム研究センター)
1996年 巨大災害研究センターセンター長
2002年 人と防災未来センターセンター長兼務
2005年~2007年3月 京都大学防災研究所所長
2009年 京都大学退職。同年、関西大学社会安全学部教授・同学部学部長
2011年 東日本大震災復興構想会議委員
著書
「地球温暖化の沿岸影響(共著)」(土木学会)
「都市大災害」(近未来社)
「地域防災計画の実務(共著)」(鹿島出版会)
「12歳からの被災者学(共著)」(NHK出版)
「必携 地震対策完全マニュアル(編著)」(PHP研究所)
「スーパー都市災害から生き残る」(新潮社)
「12歳からの被災者学(共著)」(NHK出版)
「津波災害」(岩波書店)
他多数
関連論文 約500編
海外での学術調査
発展途上国の突発災害調査を中心に約60カ国を訪問
坂 茂(ばん しげる)氏
建築家 京都造形芸術大学教授
略歴
1957年 東京都生まれ。
1984年 クーパー・ユニオン建築学部(ニューヨーク)
卒業
1995年 阪神・淡路大震災後、仮設住宅や教会を「紙の構造」で制作(紙の教会)
1999年 トルコ地震、2001年インド西部地震に際して仮設住宅を建設
2001年 慶応義塾大学環境情報学部教授
2005年 津波災害を受けたスリランカキリンダ村で復興住宅を建設
2008年 大地震の被害に遭った中国四川省の小学校の仮設校舎建設 慶応義塾大学環境情報学部教授退官
2010年 ハーバード大学GSD客員教授 コーネル大学客員教授
2011年 地震で被害を受けたクライストチャーチ大聖堂仮設教会を設計 京都造形芸術大学教授
主な作品
阪神・紙の教会(1995)、ブルゴーニュ運河資料館・ボートハウス(2004)、ノマディック美術館(2004〜)、紙の仮設スタジオ- PTS (2005)、成蹊大学情報図書館(2006)、ニコラス・G・ハイエック センター(2007)、ポンピドゥー・センター・メス(2010) 他多数
受賞歴
2011 オーギュスト・ペレ賞
2010 フランス芸術文化勲章
2009 ミュンヘン工科大学 名誉博士号
2009 ロルドル・ナショナル・ド・ラ・レジオン・ドヌール勲章(フランス)
2009 日本建築学会賞 作品部門 ニコラス・G・ハイエック・センター
2009 Japanプロジェクト国際賞、学生審査員賞、華林小学紙管仮設校舎(中国・成都) 他多数
著書
「Voluntary Architects’Network-建築を作る。人をつくる。」(INX出版)「紙の建築 行動する-震災の神戸からルワンダ難民キャンプまで」(筑摩書房) など
喜多 俊之(きた としゆき)氏
プロダクトデザイナー
大阪芸術大学 教授
略歴/受賞歴
1981 工芸財団より、第九回国井喜太朗産業工芸賞 受賞、ニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションにWINKチェアーが選定される
1984 アメリカ・インダストリアルデザイン誌より、RESIDENTIAL FURNISHING最優秀賞 受賞、ニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションにKICKテーブルが選定される
1985 毎日デザイン賞 受賞
1987 パリ・ポンピドーセンター10周年記念展招待作家として未来空間を提案
1988 バルセロナ及びウィーンにて個展
1990 ミラノにて個展 スペインにおいて、デルタ・デ・オロ賞 金賞を受賞
1991 広島市現代美術館において個展
1992 セビリア万国博覧会日本館回転劇場のインテリア及び、MULTI LINGUAL CHAIRのデザインを行う、フィンランド・ヘルシンキにおいて個展
1993 ウィーン国立応用美術大学 客員教授を務める
1997 ニューヨーク近代美術館及びパリ・ポンピドーセンターのパーマネント・コレクションにMULTI LINGUAL CHAIRが選定される
1998 フランスのサンティ・エティエンヌ近代美術館のパーマネントコレクションに作品13点が選定される
1999 フィンランド・ヘルシンキにて個展を行う
2001 ドイツ・ハンブルグ美術工芸博物館にて展覧会/ミラノにて個展、パリ・ポンピドーセンターのパーマネントコレクションに液晶テレビ、WINKチェアーが選定される、ミュンヘン州立近代美術館およびハンブルグ美術工芸博物館のパーマネントコレクションに液晶テレビが選定される
2002 パリにて個展/名古屋国際デザインセンターにて個展/中国にて個展/ミラノにて個展
2003 フランクフルト、バルセロナ、ベローナにて個展 2004 日本グッドデザイン賞審査委員長を務める
[2004・2005・2006]大阪芸術大学教授(デザイン学科長)就任
2006 ミラノにて“Good Design Award 50 years” を総合プロデュース
2008 ミラノサローネにて個展“Natura e Tecnologia” 2009 ミラノサローネにて個展“KITA. FUTURE DELIGHT”、中国・上海にて個展“Timeless Future”
2010 ミラノサローネにて個展“Timeless Future”
2011 イタリアCompasso d’Oro[carriera internazionale]賞 受賞
主な作品
Wink(1980/CASSINA)、WAKAMARU-(2002/三菱重工株式会社) 二畳結界(1986/大向高洲堂)、DENQ(2011/Oluce)
著書
「地場産業+デザイン」(学芸出版社) 「ヒット商品を創るデザイン力」(日本経済新聞社)
中村 桂子(なかむら けいこ)氏
生命誌研究者、理学博士
JT生命誌研究館館長
略歴
1936年 東京都生まれ
1959年 東京大学理学部化学科卒業
1964年 東京大学大学院生物化学課程修了後、国立予防衛生研究所勤務
1971年 三菱化成生命科学研究所社会生命科学研究室長、その後、人間・自然研究部長を経て、1989年~1997年早稲田大学人間科学部教授
1993年 JT生命誌研究館副館長
2002年 JT生命誌研究館館長
著書
「生きもの上陸大作戦-絶滅と進化の5億年-」(PHPサイエンス・ワールド新書)
「「生きている」を考える」(NTT出版)
「「子ども力」を信じて、伸ばす」(三笠書房)
「見てわかるDNAのしくみ」(講談社ブルーバックス)
「生命研究のパイオニアたち」(化学同人)
「いのち愛づる姫」(藤原書店)
「「生きている」を見つめる医療」(講談社現代新書)
「ゲノムが語る生命-新しい知の創出」(集英社新書)
「自然はひとつ」(実教出版)
「生命の未来を語る(本庶佑との対談)」(岩波書店)
「鶴見和子・対話まんだら四十億年の私の「生命」」(藤原書店)
「「生きもの」感覚で生きる」(講談社)
「生命誌の世界」(NHKライブラリー、日本放送出版協会)
「生命科学者ノート」(岩波現代文庫)
「生命科学」(講談社学術文庫)
「科学技術時代の子どもたち」(岩波書店)
他多数