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建築人賞過去の入賞発表

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第13回建築人賞発表

主催:公益社団法人 大阪府建築士会

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目的

 公益社団法人大阪府建築士会では会報誌「建築人」を毎月発行しており、2021年4月には第682号を数えました。本会の会員にとって重要な情報提供を行うとともに、建築作品発表の機会を設け、建築技術の普及や会員の相互研鑽に寄与することを目指しています。
 「建築人賞」は「建築人」のGALLERY頁に掲載された全作品の中から特に機能性、社会性、デザイン性、先進性などにおいて優れたものを顕彰することで、建築技術の進展、建築文化の向上に資することを目的とし、「建築人」のプレゼンスをより高めていくことを意図して創設された賞です。

審査経過

 審査は公平性を重視するため、主に関西以外を拠点として活躍する建築関係者、学識経験者にお願いしています。第13回は建築ジャーナリストの磯達雄氏を審査委員長としてお迎えしました。
 今回の審査は2020年に掲載された作品19点が対象となりました。一次審査は誌面より一般・住宅部門を合わせて計10作品を選出(うち1点ご辞退)、その後、設計者から追加で提出された詳細資料をもとに二次審査を行い、最終的に建築人賞2点、奨励賞3点、佳作1点が選出されました。
 入選作品は、いずれもその機能性、デザイン性、社会性などが高く評価されたものですが、これらを表彰し公表することによって、社会に対して建築の魅力や価値を発信し、建築文化の醸成に寄与できるものと考えています。また今後より多くの方に参加頂き、建築人賞が大阪から魅力ある建築情報を発信する動機として成長発展していくよう祈念しています。

建築情報部門長:飯田 英二

対象作品

 会報誌建築人2020年1月号~2020年12月号「GALLERY」掲載作品19点

受賞作品紹介

受賞設計者施工者
建築人賞 御幣島ビル 大林組大阪本店一級建築士事務所 大林組
LIGHT FALLING マニエラ建築設計事務所 西友建設
建築人賞
奨励賞
NTN株式会社 和歌山工場 竹中工務店 竹中工務店
武庫川女子 大学カヌー部部室棟 竹中工務店 永瀬
高槻の家 大西憲司設計工房 西友建設
建築人賞佳作 大丸 心斎橋店本館 日建設計・竹中工務店 竹中工務店

審査総評

 今回、初めて建築人賞を審査させていただくこととなったので、まずは簡単な所信表明から。
 社会の変化や技術の進歩によって、建築をつくる条件は変わっていく。その変化を受け止めるだけでは、流されてしまう。そうではなくて、受け止めながらも設計する側から何らかの仕掛けを行うによって、その流れの向きや速さが少し変わったりする。そんなささやかな介入を果たすことは、建築の用途や規模によらず、可能なことだろう。そうした企図を設計に盛り込んだ建築を、この建築人賞では積極的に評価していきたいと考える。この賞を通じて、知ることのなかった優れた建築に数多く出会えることを期待している。
 審査の経過について、簡単に記しておく。選考はこれまでにならって、二段階で行った。まず『建築人』2020年1月号から12月号のギャラリー欄に掲載された、全19作品を対象として一次審査を行った。これは『建築人』の誌面をもとに、10作品を選んだ。ただしこのうち1作品については、建築人賞選考の事務手続きに関わっているとの理由で、設計者の側から選考辞退が表明されたため、これを承諾し、9作品を二次審査へ通過させた。
 最終となる二次審査では、各作品の設計者から追加で設計を説明する資料を提出してもらい、それをもとに審査を行った。そしてこれまで通り、一般部門と住宅部門のそれぞれについて、建築人賞、建築人賞奨励賞、建築人賞佳作を選出する方針で、審査にあたった。
 建築人賞の二次審査では、歴代の審査員によってそれぞれにやり方に工夫がこらされてきたと聞いている。対象作を実際に訪れたり、設計者と質疑応答を行ったり、大阪在住の建築家からアドバイスをもらったりである。今回もそのような試みが採れるとよかったが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、行うことがかなわなかった。
 一般論として建築賞の意義は、単に優れた建築を選んで顕彰するだけでなく、その選考過程や結果を受けて、さまざまなレベルのディスカッションが起こることにあると考える。ディスカッションの参加者は、審査員のみならず、応募者や第三者にも及ぶ。そうした対話によって、建築はより多くの人に開かれたものとなっていくはずである。次回の審査では、なんらかの方法でディスカッションやコミュニケーションが図れる方法を実現させてみたいと思う。
 なお今回は、新型コロナウイルス感染症の影響からか、エントリーした作品の数自体が少ない。特に住宅の部門は3作品しかなかった。その中から賞を出してよいのかどうか、迷いと不安があったが、結果的には授賞に値すること作品を、一定の数、選び出すことができたと考えている。その点では、ホッと胸をなで下ろしている。

建築人賞審査委員長:磯 達雄


審査委員長 : 磯 達雄

1963年埼玉県生まれ
1988年名古屋大学工学部建築学科卒業
日経BP社入社『日経アーキテクチュア』
編集部勤務(~1999年)
2001年~桑沢デザイン研究所非常勤講師
2002年フリックスタジオ共同主宰(~2020年)
2008年~武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科非常勤講師
2020年~Oce Bunga共同主宰
年度別 建築人賞 発表
令和二年度
第12回 建築人賞発表
令和元年度
第11回 建築人賞発表
平成30年度
第10回 建築人賞発表
平成29年度
第9回 建築人賞発表
平成28年度
第8回 建築人賞発表
平成27年度
第7回 建築人賞発表
平成26年度
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平成24年度
第4回 建築人賞発表

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